#〜2016 校長より一言

多治見北高等学校長  鈴 木 康 博

Prince

「自主・自律・自学」を拠り所に

岐阜県立多治見北高等学校同窓生の皆様には、ますますご活躍のことと心からお慶び申し上げます。日ごろは本校の教育に対して格別なご理解とご支援を賜り厚く感謝申し上げます。
本校は、昭和33年に創設され今年で55年目となります。東濃の広い地域から、大きな夢を抱いた生徒たちが入学してきます。本校は、豊かな自然環境に恵まれています。春には見事に咲き誇る校庭の桜、校舎に沿って整備された生徒の憩いの場となっている緑豊かな北辰の杜、本校に並び建つ気高き修道院、本校を守るかのような虎渓山永保寺、高台から見渡す美しい街並み、そして真新しく素敵な校舎。また、金田一京助作詞、高木東六作曲の心が震える程の素晴らしい校歌、どれもみな本校の自慢です。
また、市長、議員、弁護士、医師、大学教授、企業経営者など社会のリーダーとして活躍していらっしゃる錚々たる同窓生の存在も、本校の誇りであり礎でもあります。
このような環境の中で、生徒たちは、校訓「自主・自律・自学」のもと、進路実現に向け日々勉学や部活動などに切磋琢磨しながら取り組んでいます。
校訓「自主・自律・自学」は、多治見北高生の目指すべき行動の拠り所となっています。授業、部活動、学校行事等の活動を通して生徒たちにその精神を涵養するとともに、その精神に相応しい人間として成長できるよう、指導にあたりたいと考えます。
脈々と受け継がれてきた本校の伝統を守りながら、地域や保護者から寄せられる期待にも応えつつ、人間性においても、学力面においても生徒一人ひとりを伸ばし、次世代を担うリーダーとなる人材を、教職員一丸となって育みたいと考えます。今後ともご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。