大学は薬学部に行き卒業後は病院の薬剤部に2年半勤務しましたが、結婚し大阪に行き、薬剤師の仕事が見つからない中、臨床検査技師の人出不足補充という話があり資格は大学卒業時に国家試験を受け持っていましたが、実務は何もわからず、一から教えていただきながら臨床試験技師の仕事をする事になりました。仕事に就いたのは昭和50年1月からで、当初は開業医から集めて来た検体の検査で、大学時代の実験の様な試験管内で反応させる用手法でした。
6年程し、勤務先が健康な人の健診センター(人間ドック)と変わり、検査も自動検査機が導入され、その後は目覚ましい医療の発展と共に機械もどんどん開発され検体(血液・尿・便 等)は機会に載せれば結果は短時間で出る様になりました。技術を磨かなければいけなかったのは、見落としが許されないエコー検査(腹部・乳房・頸動脈)です。
結果の判定を出すのは医師で検査した項目についてのみの結果しか言えませんが、その為には技師が見落としのない綺麗な画像を提供するのが必須です。そういう意味で画像検査はやりがいがありました。定年後も仕事を続ける選択もありましたが、60才で仕事は止めました。その後電気的機会を使わない何かをと決めていたのは、子供の頃習っていたヴァイオリンの再挑戦と織物です。
織物を習いに行っている所では染色もしていて自分で染めた糸を使って織る事もあります。他にも味噌・酵素作り等も習い、今では自分で出来るだけオーガニック材料を集めて、色々な物を手作りしています。友人から手ほどきを受けてミツバチの巣箱も手作りして日本ミツバチのハチミツ採取もしましたが、2年前にハチに逃げられたまま今年もハチが入ってくれず、日本ミツバチが少なくなっている現在ですが来年春にはと期待しています。
今一番夢中になって楽しんでいるのは、ヴァイオリンです。個人とアンサンブルレッスンを受けていて、4年程前に、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ12名でグループを作り、市民音楽祭等、出る機会があれば出来るだけ参加するようにして、老人を作り、市民音楽祭等、出る機会があれば出来るだけ参加するようにして、老人ホームにも行っています。フルートやコーラスの方等とも交流が持て、音楽の楽しさを満喫しています。今では仕事をしている時には出会わなっかような方々との交流も増しました。
この先もキラキラ輝ける、楽しい人生をと考えています。北高は同窓会に関東支部・関西支部があり、大阪にいる私は同窓会時に会うだけではなく先輩・後輩の方との交流が持てている事に感謝しています。
島内貴美(8回生)